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【日南町】積雪100cm対応の2台用カーポートとサイドパネル

21 時間前
読了時間: 6分

積雪100cm対応の2台用カーポートとサイドパネル

「家に隣接していない場所なので、横からの吹き込みが心配です」

2026年6月、日南町にお住まいのお客様から、2台分の駐車スペースにカーポートを建てたいとご相談をいただきました。

ホームページのお問い合わせフォームからのご連絡で、ご要望ははっきりしていました。雪が降る地域なので、耐積雪100cm対応で考えたい。

現地を拝見して、もうひとつ課題が見えました。カーポートを建てる場所が、母屋から離れているのです。

住宅にくっつけて建てるカーポートなら、建物が壁の代わりになって、横からの雪や雨をある程度は防いでくれます。ところが今回のように、独立した場所に建てる場合は四方が開けたままです。屋根の下まで雪が吹き込みます。

お客様からも、ご相談の途中でこうお伝えいただきました。「カーポートを設置する場所が家に隣接していないため、サイドパネルを付けた場合の概算も知りたい」と。


山あいの日南町では、耐積雪100cm対応をご提案しています

鳥取県・島根県でカーポートを施工していて、実感としてお伝えできるのは次のことです。

  • 米子・境港・松江といった沿岸部・平野部では、耐積雪50cm対応をお選びになる方がほとんどです

  • 日南町・日野町・江府町のような中国山地の山あいや、大山のふもと、奥出雲・雲南では、耐積雪100cm以上をご提案しています

同じ鳥取県でも、平野部と山あいでは雪の量がまったく違います。日南町は県内でもとくに雪の多い地域です。ここで50cm対応を選ぶのは、正直におすすめできません。

今回設置した大仙のSSポートGⅢは、耐積雪100cm相当地域用・基準風速46m/秒地域用(いずれもメーカー公称値)の折板カーポートです。

ひとつだけ補足させてください。耐積雪の数値は「そこまで放っておいてよい」という意味ではありません。公称値に近づく前の雪下ろしは、メーカーも推奨しています。数値は、あくまでメーカーが試験して公表している性能値です。


田んぼと山に囲まれた、気持ちのいい場所でした

敷地のすぐそばには水路が流れていて、水の音が聞こえます。

ただ、こうした場所だからこそ、冬の備えは手厚くしておく必要があります。雪が積もれば車が出せなくなり、朝の雪かきから一日が始まります。屋根が一枚あるだけで、その負担がかなり変わります。

今年の冬を迎える前に、間に合わせることができました。


設置したのは、SSポートGⅢの2台用(間口5.5m × 奥行5.45m)

今回設置したカーポートの仕様です。

  • 商品:大仙 SSポートGⅢ(折板屋根)

  • サイズ:2台用(間口5,504mm × 奥行5,450mm)

  • 柱:4本柱

  • 耐積雪:100cm相当地域用(メーカー公称値)

  • 耐風:基準風速 Vo=46m/秒 地域用(メーカー公称値)

  • 本体色:ライトブラック

  • 鼻隠し:木目調 ブラックウォールナット

  • サイドパネル:平板タイプ(間柱レス・2段)/ブルースモーク


母屋から離れた場所に設置したライトブラック色の折板カーポート

折板(せっぱん)カーポートは、鉄の屋根材を波型に折り曲げて強度を出したタイプです。ポリカーボネートの屋根に比べて雪に強く、日本海側の風にも有利です。屋根が波を打っているのは、デザインではなく強度のためです。

本体色のライトブラックに、木目調のブラックウォールナットの鼻隠し(屋根の先端を隠す部材)を組み合わせました。緑の中に黒が入ると輪郭がはっきりして、建物として引き締まって見えます。


サイドパネルは「片側だけ」でも効きます

サイドパネルは、カーポートの側面に付ける壁のようなパネルです。今回は風上側の片側1面だけに、平板タイプの2段(高さのあるタイプ)を入れました。

両側に入れれば、それだけ防げます。ただ、サイドパネルは決して安い部材ではありません。両面にすると価格はおよそ倍になります。

そこで、現地で風の抜ける向きと、雨樋の位置、母屋から見たときの見え方を確認したうえで、効く側の1面に絞るご提案をしました。片側に壁があるだけで、吹き込みの入り方はかなり変わります。

パネル材の色はブルースモークです。透けすぎず、暗くなりすぎない濃さで、屋根の下が真っ暗にならずに済みます。

「全面囲いたい」「片側で十分」は、敷地の向きと風の抜け方で変わります。現地を見せていただければ、どちらが合うかご提案します。


ブルースモークのサイドパネルを片側に設置した折板カーポート

更地から、土間コンクリートまで一度に仕上げました

今回は既存の駐車場がなく、草の生えた更地からのスタートでした。工程はこうなります。

  1. すき取り(表面の土を掘り取る)と、砕石を敷いて転圧

  2. カーポートの柱の基礎を打ち、本体を組み上げる

  3. 土間コンクリートの打設準備(型枠・ワイヤーメッシュ)

  4. 生コンクリートを打設し、養生(固まるまで待つ)

  5. サイドパネルの取り付け

土間コンクリートは5.5m × 5.6m の約30.8㎡を打っています。コンクリートは打った当日に乗れるものではありません。養生の期間は必ず必要です。そのぶんの日数を見込んで工程を組み、お客様には「この日から車を入れていただけます」と事前にお伝えしています。

カーポートの設置と外構工事を別々の業者に頼むと、この段取りの調整がご自身の仕事になります。当社はカーポートの設置から土間コンクリートまで一括でお引き受けしますので、そこをお任せいただけます。


敷地に水路があっても、建てられます

今回の敷地には、駐車スペースのすぐ手前に水路が通っていました。

こうした条件のとき、確認するのは次の点です。

  • 柱の基礎が、水路の石積みや構造に影響しないか

  • 雨樋から落ちた水の行き先をどうするか

今回は水路より奥に設置すると決めて、位置を出しました。屋根は道路側が高くなる「前上げ」の向きで、雨樋はサイドパネル側にきています。

「土地が斜めだから無理だと思う」といったご相談は、よくいただきます。見てみないと分かりません。まずはお声がけください。

敷地内の水路より奥に設置した土間コンクリートとカーポートの柱

工期と建築確認申請について

着工から完了までは約1か月(すき取り・砕石転圧 → カーポート設置 → 型枠・打設・養生 → サイドパネル設置)。土間コンクリートは打設後に養生期間が必要なため、カーポート単体の工事より日数がかかります。

降雪前に間に合わせたい方は、10月中旬までのご依頼が実質の目安とお考えください。

なお今回の工事では、建築確認申請は不要でした。ただし申請の要否は自治体・規模・敷地条件で変わります。ご検討中の方は、まずお問い合わせいただければこちらで確認いたします。


日南町・日野町・江府町でカーポートをお考えの方へ

米子総建カーポート専門店は、2001年の創業から25年、鳥取県・島根県で折板カーポートを専門に手がけてきました。カーポートだけで年間60件以上を施工し、2級建築施工管理技士が施工管理にあたっています。

日南町、日野町、江府町のような雪の多い地域は、米子市街から少し距離があります。それでも現地調査・お見積りは無料で伺います。

「雪がどれくらい積もる地域か分からない」「家から離れた場所に建てたい」「更地から駐車場をつくりたい」——そうした、まだ決めきれていない段階のご相談こそ歓迎です。まずはお気軽にご連絡ください。

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