「カーポートとガレージって何が違うの?」
「カーポートかガレージの設置の設置を迷っており、どちらが良いかが分からない」
車の劣化を防ぎたいと考えている方、あるいは防犯性やプライバシーを確保するために車庫の設置を検討している方の中には、このように考えている方も多いのではないでしょうか。
カーポートとガレージは、どちらも車を収納するためのスペースという点では同じですが、それぞれに特徴やメリット、欠点などがあります。
そこで今回は、カーポートとガレージの違いや共通点、それぞれのメリットについてご紹介します。
また、米子総建カーポート専門店では、カーポートに関するあらゆる相談を受け付けています。
車の車庫でお悩みの際はぜひお気軽にご相談ください。
カーポートとガレージは何が違う?
まずはじめに、カーポートとガレージの違いについて、簡潔にご紹介します。
冒頭でもご説明した通り、カーポートやガレージは、どちらも車を保管する場所ですが、主な違いは、その構造にあります。
カーポートの多くは屋根だけが取り付けられているもので、壁がない、もしくは一部の壁しかない開放的な構造となっています。
一方、ガレージの場合は、屋根と壁で完全に囲まれた空間で、多くの場合シャッターやドアが設置されています。
このような構造の違いによって、カーポートとガレージにはそれぞれ特徴があるため、それらの点については後ほど改めてご紹介します。
また、カーポートについてより詳しく知りたいという方は「【カーポートとは?】知っておくべき特徴やメリット、後悔しない選び方などをご紹介!」にて解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください。
カーポートとガレージの共通点
本項目では、カーポートとガレージの共通点について、以下の4つをご紹介します。
1, 自動車の劣化を防ぐことができる
2, 雨天時の乗り降りがしやすい
3, 防犯効果がある
4, 収納スペースとして活用することができる
① 自動車の劣化を防ぐことができる
カーポートとガレージの共通点の1つ目は「自動車の劣化を防ぐことができること」です。
カーポートやガレージを設置する目的は、やはり愛車を守ることです。
車を外に長期間置いておくと、雨や雪、霰、ホコリなどによって少しずつ車体が劣化してしまいます。
その点 屋根がある車庫に車を入れておくことができれば、自宅に駐車しておく限りは雨や雪に晒される状態を極力避けることができるでしょう。
② 雨天時の乗り降りがしやすい
2つ目は「雨天時の乗り降りがしやすいこと」です。
「雨が降っている時に車から乗り降りすると、髪や服が濡れてしまう」というトラブルは、誰もが抱えている悩みです。
小雨程度であれば良いですが、大雨ともなると自宅の玄関から車に乗るまでの間にびしょ濡れになってしまうこともあるでしょう。
そんな時にカーポートやガレージの屋根があれば、雨に濡れる心配なく車への乗り降りができるようになります。
③ 防犯効果がある
3つ目は「防犯効果があること」です。
外に停めてある車の場合は、窓ガラスが割られてしまったり、場合によっては車ごと盗まれてしまうという犯罪に遭遇する可能性があります。
その点 カーポートやガレージなどによる囲いがあれば、車に近づくことができず、車上荒らしや盗難を防ぐことができます。
また、カーポートやガレージの屋根に防犯カメラやセンサーライトを設置しておくことで、自宅全体の防犯機能を高めることも可能となります。
④ 収納スペースとして活用することができる
4つ目は「収納スペースとして活用することができること」です。
カーポートやガレージは、少なくとも屋根が取り付けられている構造となっているため、自転車や工具、季節用品、アウトドア用品など、様々な物を安全に置いておくことができます。
また、棚や収納ボックスを設置することで、より多くの物を保管しておくこともできるでしょう。
「安全に保管しておきたいけど、自宅の中に置いておくのには抵抗がある」という物がある場合は、カーポートやガレージを設置することで保管場所を確保することにも繋がるでしょう。
ガレージには無い、カーポートの長所やメリット
次に、ガレージには無い、カーポートの長所やメリットについて、以下の6つのポイントをご紹介します。
1, 比較的安く設置することができる
2, 開放感がある
3, デザインや外観の自由度が高い
4, メンテナンスの負担が少ない
5, ソーラーパネルを設置することができる
① 比較的安く設置することができる
ガレージには無い、カーポートの長所やメリットの1つ目は「比較的安く設置することができる点」です。
「車庫を設置したいけど、大きな出費は避けたい」と考える人は多いでしょう。
ガレージは、デザインや大きさにも寄りますが、一般的に数百万円程度の費用が必要となります。
その点カーポートであれば、数十万円程度で設置することができるため、費用を安く抑えて車庫を建てたいという方には、ガレージよりもカーポートがオススメです。
具体的な金額については、駐車台数やデザイン、強度によっても異なるので、ぜひ一度米子総建カーポート専門店にご相談ください。
② 開放感がある
2つ目は「開放感がある点」です。
四方に壁が設置され、加えてシャッターなどが取り付けられているガレージに比べ、カーポートは広く開放的なデザインとなっています。
基本的には屋根のみが設置されているものが多いため、出庫や入庫の際にシャッターを開け閉めする必要もなく、車からの乗り降りのスペースも確保しやすいと言えます。
③ デザインや外観の自由度が高い
3つ目は「デザインや外観の自由度が高い点」です。
カーポートは、屋根の形状や傾斜、支柱のデザインなど、自宅の外観に合わせて様々なバリエーションのデザインを選択することができます。
また、支柱の配置も比較的自由に決めることができるため、敷地の形状や周辺の環境に合わせて最適な設計が可能であると言えるでしょう。
④ メンテナンスの負担が少ない
4つ目は「メンテナンスの負担が少ない点」です。
カーポートは、構造がシンプルであるため、メンテナンスに要する労力と費用が比較的少なくて済むと言えます。
ガレージのように動くような部分が少なく、シャッターやドアの故障や調整といった定期的なメンテナンスも必要ありません。
また、壁がないため、結露や湿気による壁材の劣化といった問題も発生しにくく、塗装の塗り直しなども最小限に抑えることができるでしょう。
⑤ ソーラーパネルを設置することができる
5つ目は「ソーラーパネルを設置することができる点」です。
カーポートの屋根には、特別設置する必要のあるものが無いため、ソーラーパネルなどを設置することで有効活用することができます。
あらかじめソーラーパネルを設置することを計画しておけば、屋根の傾斜角度を太陽光の受光に最適な角度に調整することもできるでしょう。
ただし、ソーラーパネルには設置費用やランニングコストがかかるため、実際に削減できる電力とのバランスをみて計算した上で判断する必要があるでしょう。
(2台分のカーポートのソーラーパネルによって削減できる電力は、おおよそ3,000円〜6,000円程度とされています)
ガレージの長所やメリット
本項目では、ガレージの長所やメリットについて、以下の4つをご紹介します。
1, 収納性が高い
2, 防犯性が高い
3, プライバシーが守られている
4, 活用手段が多い
① 収納性が高い
ガレージの長所やメリットの1つ目は「収納性が高い」ことです。
前述したように、ガレージは完全に囲まれた空間となっているため、天候などの影響から車を完全に守ることができる上、その他の物なども安全に保管しておくことができます。
また、カーポートの中と言えど、外には置いておきたくないものもあるでしょう。
より安全性に優れた保管環境が欲しいという方には、カーポートよりもガレージの方が向いているかもしれません。
② 防犯性が高い
2つ目は「防犯性が高いこと」です。
四方の壁やシャッターによって完全に囲われた状態となっているガレージは、車の防犯性という面でもカーポートよりも優れています。
カーポートも、ある程度の防犯性を備えた車庫ではありますが、車だけでなく、高価なもの等も保管しておきたい場合は、やはりガレージを設置した方が安心できると言えるでしょう。
③ プライバシーが守られている
3つ目は「プライバシーが守られていること」です。
カーポートの場合は、あくまで屋根のみが設置されているのに対して、ガレージであれば、自宅に出入りする際の様子を外から見られることがなく、プライバシーを守ることができます。
特に、高級車の所有者などにとっては、車の出し入れの際に人から見られてしまうという悩みを抱えている方もいるでしょう。
また、車庫で作業がしたいという方にとっても、ガレージであれば周囲の目を気にせずに行うことができます。
④ 活用手段が多い
4つ目は「活用手段が多いこと」です。
ガレージは、駐車スペースとして以外にも、DIYワークスペースやホームジム、音楽スタジオなど、様々な用途で活用することができます。
また、子どもがいる家庭では、季節に応じて子どもの遊び場としても活用することができるでしょう。
カーポートとガレージ、どちらを選ぶべき?
ここまで、カーポートとガレージ、それぞれの特徴や長所などをご紹介してきました。
カーポートとガレージはどちらも車庫という役割を果たしながらも、その構造の違いによって様々な利点や活用手段があります。
実際にどちらかを選ぶ際には、普段のライフスタイルや求める機能によって判断することをオススメします。
以下に、本記事でご紹介した判断基準となる指標をまとめています。
・予算:十分な予算があればガレージ、コスト重視ならカーポート
・敷地の広さ:狭い敷地ではカーポートの方が圧迫感が少ない
・使用目的:単なる駐車だけならカーポート、収納や多目的利用を考えているならガレージ
・地域性:防犯面が気になる地域ならガレージ、温暖な地域ならカーポート
どちらか悩んでいる際は、ぜひこちらを軸に考えてみてはいかがでしょうか。
カーポートのご相談は、米子総建カーポート専門店へ
いかがでしたでしょうか。
今回は、カーポートとガレージの違いについて、それぞれの特徴やメリット、選ぶ際の基準などをご紹介しました。
カーポートとガレージの違いは分かったものの、どちらを設置すべきか、判断が難しいと感じる方もいるでしょう。
米子総建カーポート専門店では、自宅の立地や周辺環境、使用用途などを総合的に加味した上で、適切なアドバイスをご提供しています。
また、カーポートの構造やデザインなどについても、ご自宅に合わせた最適なものを取り揃えているので、お悩みの際はぜひお気軽にご相談ください。
ご連絡、お待ちしております。
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